
今回の神戸の旅は、「神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ」に宿泊。
神戸ベイシェラトンホテル&タワーズは、六甲アイランドにある地下1階~地上21階建てのタワー型ホテルです。
六甲ライナーのアイランドセンター駅と直結していることから、雨でも駅から濡れずにアクセスが可能です。

チェックインは2階にあるフロント、エントランスには色鮮やかな大きな花束が飾られておりホテルの高級感を漂わせていました。



格調と落ち着き感があふれる広々としたロビーには、ゆったりと座れるソファ、自由に使えるパソコンが設置され、神戸の街のパンフレットに雑誌、新聞の閲覧スペースがあり、思い思いのホテルライフを楽しむことができそうです。
宿泊は、プリファードフロア
今回の宿泊クラスは、クラブフロアではなく14階から16階の「プリファードフロア」でした。
プリファードフロアの宿泊の特典として利用できるのが、神戸六甲温泉「濱泉(はまいずみ)」ですが、宿泊フロアをダイレクトに結ぶ専用エレベータで浴衣と専用スリッパで気軽に温泉まで移動できるのが便利でした。その上「濱泉」に隣接する「Spa Living」も利用可能なのです。
19階の「クラブラウンジ」は、クラブフロア宿泊者の限定利用ですが、私はステータス会員なので今回も利用してみました。

そこで、部屋のご紹介前に「クラブラウンジ」のご紹介をしていきます。リニューアルされたクラブラウンジは、以前より1.7倍広くなり、テラスデッキも新設されて、テラスでは六甲山の山風と神戸港の海風を感じることができます。

しかし、トワイライトサービススタートの17:00に行ったのですが、既に満席状態。


しかたないので、3階のラウンジ臨時会場に移動。
小規模結婚式場かと思える丸テーブルで会食という雰囲気のかなり残念な会場です。
オードブルなどのラインナップも同様な感じです。


その後、19時前には再度クラブラウンジに行き、無事に入れて気分も一新することができて良かったです!!

クラブラウンジのタイムテーブルは、ティーサービスが7:00~21:00で、ジュース、コーヒー、紅茶、ソフトドリンク、スナック類が揃っています。

ビール、ワインが楽しめるトワイライトサービスは17:00~19:00の2時間で オードブルが一人ワンプレート提供されます。

ソフトドリンク、お菓子類も揃っています。

イヴニングサービスの19:00~20:30には、ウイスキー、リキュール、ワイン、日本酒、スナック類が楽しめます。



翌朝、広いラウンジを独り占めしてみました。紅茶とアイスコーヒーで神戸の景色を満喫です。
部屋紹介(プリファードダブル 28㎡)
今回のお部屋は、プリファードフロアに通されました。
ダブルベッドの客室で28㎡、狭くはないけど開放感があまりないかなという広さ。
それでも、神戸港を眺望する開放感ある眺めを味わうことはできました。

バストイレ一体型のユニットバス、180センチのダブルサイズベッドで、マットはシェラトン・シグネチャー・スリープ・エクスペリエンスを使用しています。
窓ぎわには、円いテーブルと木造りのチェアが2脚セットされていました。ベッドの向かい側にテレビと荷物置きのスペースがあるテレビボード家具。木目調の家具で、チェアと同様に部屋の色調にマッチした色合いですね。
右側の四角い箱のようなものは、空気清浄機です。ボードの下の扉を開けると引き出しがあり、コーヒーや紅茶のパックとグラス類、スナックがセットされています。



ハンガー掛けにはバスローブがセットされ、下には室内用スリッパ、荷物台の下に着心地の良いパジャマと滞在中に必要なアメニティは揃っているという感じです。




そして、冷蔵庫にはワイン、梅酒、ビール、ソフトドリンク、スポーツドリンクと庫内一杯入っていますが全部有料です。無料のミネラルウォーターは、なぜか、バスルームの洗面台にありました。
ホテル内の温泉施設で使用する浴衣やアメニティも置いてあり、ゆったりとくつろげる雰囲気づくりのサービスは嬉しいです。
湯上りにパジャマを着て部屋で過ごすよりも、浴衣と和風の重ね着で過ごす方が、リラクッスできる感じがしますので良いサービスだなと思いました。
温泉では、部屋の温泉専用のスリッパを利用するルールがあり、客室用スリッパではNGですのでご注意ください。


ゆったりと脚が伸ばせる広々とした深さもそれなりにあるバスタブ、大理石風の壁、充実したアメニティとシェラトンらしさがあるバスルームだと思います。
でも、今回のバスタイムは、温泉施設の神戸六甲温泉「濱泉」を満喫しました。


ホテル内のレストラン紹介
神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズには、夜景を堪能できる最上階ダイニング「KOBEGRILL」や「鉄板焼神戸グリル」、また低層階には本格的な広東料理を満喫できる「中国料理 翠亨園(すいきょうえん)」や、伝統の日本料理を提供する「松風」、日替りのバラエティに富んだバイキングを楽しめる「テラスレストラン ガーデンカフェ」があります。

「ダイニングKOBE GRILL」
ホテル最上階からの六甲山と神戸港を見渡す夜景の美しさはまさに絶景です。
神戸牛や高級国産牛、瀬戸内近海の魚介類を使用したフレンチグリルのレストランです。
フランスを中心に世界から集められた200本以上のワインを堪能できます。

「鉄板焼神戸グリル」
地元兵庫や淡路島、他にも宮崎や鹿児島などの厳選和牛を鉄板焼で楽しめます。
肉はもちろん、鉄板では伊勢海老や旬の魚介類などもソテーしてくれますし、季節の新鮮な野菜も味わえます。

「中国料理 翠亨園」
ランチタイム限定ですが飲茶ワゴンサービスがあり、点心類など香港スタイルの中国料理を満喫できます。また、ディナーには、つばめの巣や鮑などの高級食材や、地元兵庫の食材をふんだんに取り入れたコース料理やアラカルトメニューも充実しています。

「日本料理 松風」
瀬戸内海の新鮮な魚介類と地元兵庫の野菜から造り出す伝統の日本食が自慢の和食レストラン。
お酒は、酒処兵庫の「灘の生一本」や地酒も豊富に取り揃えています。本格的懐石料理で繊細な和食の味わいを満喫できます。

「テラスレストラン
ガーデンカフェ」
ホテル1階にあり、高さ8mの吹き抜けのオールデイダイニングのカフェです。カフェ内には、晴れている日には太陽光の柔らかい光が射しこんできて、カフェ内を明るく照らします。
開放感あふれる空間で、バイキングメニューなどを楽しめます。
朝食は、朝日の光が気持ち良いガーデンカフェで
開放感たっぷりの吹き抜け空間で、食事を味わうホテル1階のガーデンカフェで朝食をいただきました。
ガーデンカフェは、シェフが目の前で調理してくれるライブクッキングレストラン。
レストラン内には、とても美味しそうな香りが漂い、食欲が湧いてきます。
とにかくメニューが盛りだくさんなので、選ぶのに時間がかかってしまいます。







目の前でシェフがつくるオムレツは、通常のトッピングを選ぶのと明石焼きオムレツがあることが、さすが神戸と不思議に感心させられました。
その他にも、地元兵庫の農家直送の新鮮なサラダコーナーや数々の和惣菜、その日の朝に焼き上げる焼きたてパンも種類がかなり多いです。デザートは、スイーツ系ケーキやプリンなど見るからに美味しそうです。



下の写真は、地元の食材にこだわって調理されたメニューです。
ご紹介しますと、一番左は「牛すじ肉のぼっかけ」、これは神戸のご当地グルメ。
右隣が、淡路島産の玉葱のソテー、とても柔らかくて豊かな甘みのある味わいです。シェフが焼いているのは「平天(ひらてん)」。関西地域で食べられている四角い揚げ蒲鉾と「うるめいわし?」です。
一番右がベトナムグルメ「PHO(フォー)」鶏と豚のダシに、鯛・帆立・浅利・兵庫県産野菜の旨さを活かしたスープだそうです。



迷いながら選んだ結果がコチラのプレート⇒⇒
小松菜とヨーグルトのスムージーが美味でした。

「神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ」の楽しみ方
ホテル内には、ジム・フィットネスセンター、プール、天然自家源泉100%の温泉施設がありますが、推しは評判の温泉施設ですね。
「神戸六甲温泉 濱泉-HAMAIZUMI」は、シェラトンスクエア3階、自家源泉の天然温泉です。
宿泊者は無料で利用可、一般利用は大人2,800円。タオルなどアメニティも揃っているので、手ぶらで湯に入れます。


【日帰り利用】12:30~9:00

「濱泉」には、内湯や露天風呂の他にも、打たせ湯にドライサウナや超低温サウナの「ホットカウチ」など癒しアイテムが充実しています。

2泊なのに利用券2枚だけ。確認すると部屋のカードで入室可能。それならチケットって必要ないよね。
湯上りラウンジ

チェックインを済ませるとすぐあるのが、この湯上りラウンジ。
こちらはお風呂利用者全員が利用できる休憩所です。
温泉で火照った体を、広々とした湯上りラウンジで冷まします。
椅子やソファ、ベランダ席(縁側)もあり、ゆったりと寛げるスペースになっています。
また、湯上がりラウンジのすぐ横には、「ウォームラウンジ」という暖炉と床暖房が効いている少し暖かい部屋があります。
暖炉の火を眺めながら、リラックスしてゆったり寛げるという、いわゆる「焚火効果」もあるのかなと思います。


ヨガマットも置いてありますので、お風呂上がりにヨガやストレッチで体をほぐすのを楽しんでみるのも良いかもしれません。
湯冷めをすることなく、ヨガやストレッチを行えるのは、利用者にゆっくり愉しんでもらいたいというホテル側の気配りを感じます。
そして、湯上りにおすすめしたい無料の飲み物が、麦茶とコーン茶をオリジナルブレンドした「麦茶&コーン茶」です。冷たくてすっきりした味わいで美味しいです。

SPA直通フロア限定「Spa Living(スパリビング)」
クラブフロア・ブリファードフロア・スパフロア・レディースフロアの宿泊者は、ステータス専用の「Spa Living(スパリビング)」という湯上り処も利用が可能です。



マッサージチェアもあり、ゆったりとした湯上りスペースになっています。ドリンク類もジュース、スポーツドリンク、ヤクルト、淡路島牛乳、淡路島コーヒーなどが置かれています。でも持ち出し厳禁ですので、ご注意ください。
残念なのは、朝はヤクルトや牛乳などは冷蔵庫がしまっていて飲めませんでした。朝こそ、牛乳が飲みたいという感じなのですが…。
本や雑誌も置かれていますので、湯上り後にドリンクを飲みながら読書して過ごすのも、さらにリフレッシュできるかなと思います。
このスペースは、限定の宿泊者しか利用ができないため、あまり混み合うこともなく、快適なひとときを愉しめるでしょう。
そして「Spa Living」には、もう一つの顔があります。
それは、健康をテーマにしたスペースだということです。
体組成計や血管年齢測定器、血圧計が完備されていて、セルフメディアチェックもできます。

まとめ
ホテルに2泊しましたが、結論からすれば、とても充実したホテルステイができたという印象です。
今回の宿泊は、プリファードフロアのダブルだったため、室内が28㎡と手狭な感じがしていましたが、その様な不満を解消してくれたのが天然温泉100%の六甲温泉「濱泉」の存在です。
温泉地の旅館なら当たり前のことなのですが、都会のタワーホテルなのに温泉施設まで、浴衣のままで行けるのが非常に便利で気に入りました。
その上、プリファードフロアの宿泊者は、フリードリンクでマッサージチェアや健康検査器などが完備されている「Spa Living」が利用可能だったのも高評価に値しますね。
もちろん、温泉利用者の湯上りラウンジも広々として良かったのですが、混んでいる時間だとゆったりした時間を過ごすことは難しいです。
それをフォローしてくれたのが、「Spa Living」というわけです。
温泉に入ることで、昼間の観光の疲れを癒してもらい、最高のリラックスタイムを満喫できました。
クラブラウンジは、改装されて広くきれいになったのですが、残念なのはトワイライトタイムのオードブルが、ひとり一皿だけというのが多少寂しかったかなという印象です。
でも、豊富な種類から選べるバイキング英式の朝食、温泉施設のクオリティの高さ、マリオット系列ホテルとしてのホスピタリティにも、とても安心感がありました。