シェラトン・ワイキキは、オンザビーチの立地に建つ31階建て全1,636室の大型リゾートホテルです。
客室の3分の2が海に面しており、ワイキキビーチダイヤモンドヘッドを一望できる絶景で有名なホテル。
ダニエル・K・イノウエ国際空港からホテルまで、車で40~50分程度の場所にあり、カラカウア通りの近くに位置しています。
ワイキキの中心街が、すぐそばというロケーションで、DFS(免税店)やロイヤルハワイアンセンターまで徒歩1分。
ビーチでのんびりしたり、ショッピングをしたりするに、とても便利なホテルです。
フロント脇のエントランスは、ホテル内とは思えないほど、緑豊かで鯉や鳥もいます。
シェラトン・ワイキキのエントランスは、ハワイのホテルではおなじみかもしれませんが、開放的な造りとなっています。
ホテルの目の前が大規模ショッピングモールのロイヤルハワイアンセンターということもあってなのか、ホテル内も多くのお店が立ち並んでいます。
シェラトン・ワイキキのエントランスは、ハワイのホテルではおなじみかもしれませんが、開放的な造りとなっています。
敷地内にコンビニのローソンもあります。
おにぎりやお弁当、ビーチグッズに、お土産類、エコバッグに化粧品、ソフトドリンクや日本酒に缶酎ハイなどアルコール類も販売していて、朝6時から深夜1時までの営業も便利です。
その他の店舗は、ウクレレ専門店の「ウクレレ ぷあぷあ」、アロハシャツの「レイン スプーナー」、ハワイアンキルトの「モアナ キルト」、ハワイアンジュエリーの「ゴールデン ジュエリー」などがあります。
また、お土産として人気の高い、高級チョコレートの「ホノルル チョコレート カンパニー」や、マカデミアナッツ入りやチョコレートがけのクッキーなどの「ザ クッキー コーナー」など、多種の多数のお店が勢揃いしているという感じでした。
チェックイン!宿泊のお部屋は?
マリオット系のホテルは、エリートメンバーへの特典として「より望ましい部屋へのアップグレード」を提供してくれています。
対象者になると、差額を払うことなくより良い部屋にグレードアップしてもらえる素敵な特典です。
特にプラチナ以上のメンバーになると、スイートルームへの可能性もあり、チェックインするときの楽しみがあります。
また、それ以外でも「スイートナイトアワード」というシステムもあり、エリートメンバーは、その日の空き室状況で、予約した部屋よりも高いカテゴリーの部屋に案内してもらえるのです。今回は、スイートナイトアワードを利用したわけではありませんし、一番下のグレードの部屋を予約していたのですが、まさかの「カイオーシャンスイート」へのアップグレードでした。
エリートメンバーの特典紹介
シェラトン・ワイキキでは、エリート会員用のウェルカムギフトのプレゼントとして、ギフトショップの利用券のプレゼントがあります。
ギフトショップは、1階メインロビーのフロントデスク付近にあります。
ショップ内には、たくさんの商品が陳列されていました。
エリート会員のレベルによって詰め放題用の「バッグ」の大きさが異なります。
ゴールド会員の場合、サイズは「スモール(小)」ですが、プラチナ会員の場合、サイズが「ミディアム(中)」となります。
商品を選んで、バッグからはみ出さないように詰めていき、オリジナルのギフトをつくっていきます。
店内には、マカダミアナッツやショートブレッドに、チョコチップクッキー、
ハワイの紅茶やコーヒー、記念マグカップなどが置かれていました。プラチナ特典として無料で参加しましたが、買い物イベント的な面白さや楽しさがあり意外と楽しかったです。
バッグに詰め込んだギフトがこちらです→
全部お土産に!お土産代がすこし浮きました!
宿泊の部屋は「カイオーシャンスイート」
カイオーシャンスイートの1ダブルベッドルームの部屋は100㎡。広いリビングルームとラナイが完備された、ゆったりとした空間です。
実はこのシェラトンワイキキはラナイの柵のつくりが階によって違っており、ラナイの柵ががコンクリートかフェンスタイプかで、景色もだいぶ違ってくることから、実はハワイ到着前からホテルに「フェンスフロア」へのリクエストをしておきました。
フェンスフロアは、6.9.12.16.19.22.25.28.31階とのこと。
そして、チェックインで受け取ったキーの部屋がここです!フェンスフロアの1235号室の扉を開けると、広いリビングが迎えてくれました。
ラナイに出ると、海とダイヤモンドヘッドの景色が目の前に広がります。
もちろん、この素晴らしい景色は、ベッドルームのラナイからも、眺められます。
リビングルームとベッドルーム
リビングルームはソファ(収納式ベッド)に一人掛けのソファ、6人用ダイニングテーブル、ワークステーションデスク、隣に小さめのアームソファなどが置かれ、ソファの正面に映画チャンネル付きケーブルTV、ミニバー、ワイヤレスインターネット接続(Wi‐Fi)も用意されています。
テレビの左横にはクローゼット、右横の棚には無料のミネラルウォーター、グラス、コーヒーメーカー、電気ケトルなどが置かれています。
その下の棚には、からっぽの冷蔵庫と一通り揃っていますので、自宅のようにくつろげる空間になっていると言えるでしょう。
リビングルームのラナイからは、絶景のオーシャン・ビューの景色を楽しめます。
ゆったり空間のベッドルーム
ゆったりと広いベッドルームには、ダブルベッドが2台、「シェラトンスリープエクスペリエンスベッド」という独自に開発したベッドが置かれています。
マットレスは固めで、腰への負担が少ないので寝心地はかなり良いという感想です。 シーツもサラッとしていて、極上の肌触りが気に入りました。ちなみにオーシャンスイートには、キングサイズベッド1台設置タイプの部屋もあります。
ベッドルームにはシンプルな細長いチェストと、一人掛けのソファ、ワイヤレスインターネット接続(Wi‐Fi)、映画チャンネル付きケーブルTVが設置。
ベッドルームのラナイには、2脚の椅子があり腰を掛けて景色を楽しめます。
ワイキキビーチを真正面から望むオーシャン・ビューは、時期によっては目の前に夕日が沈む最高のサンセット・スポットになります。夕方、ラナイに出ると目の前に広がるのは、ワイキキの海と黄赤にオレンジ色に揺らぐ夕陽の美しさ、素晴らしい眺めです。
そして昼間のダイヤモンドヘッドの姿も良いのですが、この夕暮れ時に見せるワイキキの夜景とダイヤモンドヘッドの景色も、とてもムードがあり素敵な眺めです。
バスルーム
バスルームには洗面台が2つ、バスタブとハンドシャワーの洗い場もあるバスルームになっています。
洗面台が2つあるので、洗面台の待ち時間がいらない便利さがうれしいです。
バスルームもゆったりとした造りで、バスルームとトイレは独立型で、ウォッシュレットトイレです。
le Grand Bainのマウスウォッシュや、ハワイ州カウアイ島の大自然から生まれたオーガニック・スパブランドの「マリエオーガニクス」のシャンプーやコンディショナーなどのバス・アメニティが揃っていました。
ランドリー
24時間稼働しているコインランドリーは、5階と18階に洗濯機と乾燥機がそれぞれ数台あり、1回につき5ドルで使用できます。
夜10時から朝7時の間に、ランドリー室に入るときはルームキーで入室可能です。
クラブラウンジ「レアヒ・クラブ・ラウンジ」
シェラトン・ワイキキには、スイート宿泊者が利用できるラウンジがあります。
30階に位置するラウンジからの眺めは、ワイキキとダイヤモンドヘッドのパノラマビュー。レアヒ・クラブ・ラウンジでは、朝はコンチネンタル・ブレックファースト、夕方からは軽食が楽しめます。
新聞、雑誌、コンシェルジュサービス、ビジネスセンターにはデスクトップ型のコンピュータ2台、供用のプリンター、ラウンジ内は4人掛けのテーブルにチェア、薄型の大型テレビジョンが2台、Wi-Fiも設置されています。
ラウンジでは、毎日無料でコンチネンタル・ブレックファースト(6:00AM-10:00AM)を食べられます。以前は、1階の「カイマーケット」で、ビュッフェの提供も特典としてありましたが、今はなくなったようです。
ブレックファーストのラインナップは、マンゴジュースなどのジュース類、コーヒー、フレッシュフルーツに、シリアル、ペイストリー、クロワッサンやデニッシュ、パンケーキ、白米、サラダ、ヨーグルト、スクランブルエッグ、ソーセージ、ハッシュブラウンなどが揃っていました。
軽食タイムの(16:00~20:00)には、チーズ&ブレッド、前菜(ハムやサラダなど)クラッカー、ポテトチップス、ホットミール2種、ケーキなどのデザートに、クッキーやビスケット、チョコレート、ビール、ワイン、ソフトドリンク類が揃っています。
朝は、コンチネンタル・ブレックファーストで、フレッシュなジュースにソーセージ、ご飯にみそ汁、スクランブルエッグ、ハッシュブラウンとヨーグルトを朝日に照らされたワイキキの風景と一緒にいただきました。
夕方の軽食タイムには、ビールとアペタイザーをお供に高層階から見るワイキキの景色を満喫しました。
クラブラウンジから夕焼けが綺麗に見えますし、私が行ったときには、ちょうど虹が出ていてダイヤモンドヘッド側の風景を満喫しながら、ビールをぐいっといただきました。
夕焼けの風景を見ながらクラブラウンジで、カクテルタイムを満喫するのも最高の気分です。
ビーチでの過ごし方
プールの目の前に広がるワイキキビーチ。
専用通路でビーチにアクセス可能です!
ただ、ビーチはプライベートビーチではありませんので、貴重品・携行品はビーチに置きっぱなしにないようご注意を!
ビーチの過ごし方としては、夕焼けの絶景に出会える散策もおすすめです。夕方になると、大勢の人が集まります。
プールでの楽しみ方
プールは大きく分けて2つのタイプがあります。一つは、16歳以上のお客様専用の「インフィニティプール」です。
インフィニティプールとは、ご存じのように水面と海がひとつになっているような錯覚に陥るプールです。
こちらのプールは、USAトゥデイ紙「全米ベスト・ホテルプール10」の投票で、2018年と2019年に2年連続で第1位に選出されたそうです。
8:00〜20:00まで、タオルの貸し出しなどのサービスも提供されています。
16歳以上という年齢制限がありますので、小さいお子様のいるファミリーだと、残念ながら家族揃ってインフィニティプールを利用することができません。いわゆる、大人の遊び場プールということなので、隣接するバー「Edge of Waikiki」のカクテルを頼んで、夕景を眺めながら大人時間のプール遊びを楽しみましょう。
もう一つのプールが、ファミリー向けのプール「ヘルモア・プレイグランド」です。
こちらには、高さ約4.5メートル、長さ約21メートルのウォータースライダーにワイキキビーチの風景を一望できる2つのジャグジー、そして噴水みたく水が飛び出してくる岩場もあるエンターテイメントなプールです。
それなりの広さもありますので、皆でワイワイ楽しめるプールです。
まとめ
宿泊したカイオーシャンスイートは、リニューアルした後ということもあり、とてもきれいな部屋でした。
6人掛けのダイニングテーブルがあり、2人にはちょっと広すぎるほどのスペースを感じました。
部屋もきれいですし、ラナイからの眺めも大満足、またワイキキ・シェラトンはカラカウア通りがすぐなので、ワイキキの中心という立地も魅力です。
部屋で唯一、不満を感じたのは、コネクティングルームだったのか、寝室に隣の部屋へつながるドアがあり、隣室の声がとてもうるさく、2泊目はリビングのソファベッドで寝たことです。
しかし翌日、フロントに騒音の旨を伝えると25階のカイオーシャンスイートにルームチェンジもあり、眺めが12階よりはるかに良いことに満足。 予約したのは一番安い部屋のため、眺望は期待していなかったのにアップグレードされ、コストパフォーマンスの良い旅となりました。