久米島は、沖縄本島にも近く「日本の渚百選」に選ばれた「イーフビーチ」で有名な島です。
真っ白な砂にコバルトブルーの砂州「ハテの浜」も、その美しさで人気があります。
また、熱帯魚も数多く、季節によってはザトウクジラ、ジンベイザメも海遊し、イルカ、マンタなどにも遭遇できるとあって、ダイバーにとって人気の地です。
今回は、仲間6人と久米島に出かけました。
当日は雨模様で、プロペラ機が軒並み欠航となり、ジェットが出るまでの約6時間を那覇空港で過ごしました。久米島の方に後から聞いてみましたが、プロペラ機はすぐに欠航しちゃうようです。
久米島滞在中に通った食事処
「ゆくい処 笑島(わしま)」
「ゆくい処 笑島(わしま)は、久米島の高台にあり店内からの眺望が素晴らしいお店です。
ゆくい処とは、休憩所という意味です。
お店の入り口にある山羊のイラスト看板が目印です。
店の裏手で、山羊たちが遊んでいました。
店内に入ってみると、思った以上に店内が広く、団体客も結構な頻度で訪れるようですので、念のために予約をおすすめします。
メニューには、沖縄そばはもちろんありますが、他にもメニューはいくつかあり、お店2番人気のマンゴーチキンカレーも、3番人気のマンゴーチキンカツカレーも美味しそうでした。
私は、今回は一番人気の「車海老そば」を食べに訪れたこともあり、人気ナンバー1の「車海老そば」をいただきました。
この「車海老そば」は、にっぽんの宝物」世界大会でグランプリをとったそうです。
「車海老そば」は、スープ自体が車海老から作られたそばで、海老の旨みがギュッと詰まった超濃厚なスープ。
沖縄そばの麺は、中太の平打麺プリッとしていて噛み応えも良く、麺自体の美味しさも感じられるそばです。トッピングされているもやしのシャキシャキ感も食欲をそそります。
このそばは、「笑島」でしか食べることができないので、久米島に行かれたらぜひ食べてほしい逸品です。
沖縄県島尻郡久米島町字西銘1372-1 TEL 090-3790-4518
営業時間 11:00~14:00、18:00~23:00(夜は完全予約制)
定休日:木曜日
「レストラン波路(なみじ)」
「レストラン波路」は、イーフビーチ沿いに佇むアットホームな雰囲気の食事処です。
新鮮な地魚のお刺身の盛り合わせや、さまざまな種類の沖縄料理を味わえるお店として人気があります。
ぷりぷりの「海ぶどう」は、さわやか味わいで独特な食感です。サラダ代わりに最適です。
プリッとした歯ごたえのモズクは、沖縄でないとこの太さは味わえません。
「ソーメンチャンプルー」は、もやしがプリシャキで、カツオ出汁も効いていて美味しいですよ。お酒のつまみにも合います。
当然ながら、車海老産地日本一の久米島ですから、車海老料理も刺身、網焼きなどがあり、身がプリプリしていて甘みが豊富!!一口食べると海老の濃厚な旨味が口の中に広がってきます。
全体的にボリュームがあり、提供スピードも早いため、6人でもあっという間に食べてしまいました。そのため、写真を撮るのをついつい忘れてすまうという失態。
お刺身盛りをはじめ、全体的にリーズナブルで美味しいです。念のために予約をおすすめします。
沖縄県島尻郡久米島町字謝名堂548-32 TEL 098-985-7046 11:00~14:00/17:00~22:00(L.O.21:00) 定休日:日曜日
「海鮮居酒屋 海坊主(うみぼうず)」
「海鮮居酒屋 海坊主」の店頭には、今日のおすすめ看板がずらりと並んでいました。
「海坊主」では、地元の養殖場から水揚げしたばかりの車海老を入荷し、さまざまな調理方法で美味しい車海老を食べさせてくれるお店です。
ゆったりとしたスペースで、沖縄料理と種類豊富なお酒を色々楽しめます。
沖縄と言えば、プチプチ食感の海ぶどうも美味しいのですが、今回は「車海老とアーサのかき揚げ」を頼んでみました。
アーサ(「あおさ」いう海岸の岩にへばりついている海草)の香りと海老の風味が混然一体となった旨味です。
そして、「久米島産天然もずくの天ぷら」も、食べてみました。
太くて食べ応え十分な「もずく」が、天ぷらにすることで、ふわふわした食感も楽しめます。これも、ここならではの一品です。
ちょっと変わったところでは、ニラとにんにくが効いていて、玉ねぎの甘みとしめじの食感が楽しめる一品、「マグロのホルモンチャンプルー」
お酒のつまみにも合う一品です。
そして、ピチピチの活き車海老の刺身をいただきました。
久米島の美しい海から取水した海洋深層水を利用して養殖された、車海老の味はぷりぷりとした食感でみなさん注文されていました。
食べ物一品ごとのプライスや全体的料金設定は比較的高めです。
沖縄県島尻郡久米島町字謝名堂548-31 TEL 098-985-7887 営業時間 17:00~23:00(L.O.22:00) 予約 繁忙期(7~9月)と、楽天イーグルスのキャンプ期間は予約不可 定休日 水曜日 ※不定休有
「シマバルようじ」
「シマバルようじ」は、素敵な故郷の島久米島を愛して、皆様にも愛されるようなお店をつくりたいと開業したそうです。こちらはコスパ太が次回も絶対にリピートしたいお店です!
本当に申し訳ないのですが、皆、おいしくて食べるのに夢中になってしまい、写真を1枚も取っていないという失態!
でもそれだけおいしいんです!
店舗は清潔感あふれる、きれいな内装で美味しい料理でのんびりと、食事を楽しむのに最適なお店です。
メニューは、島ダコのおろしポン酢、久米島赤鶏のぼんじりの塩焼き、自家製スーチカー(豚の塩漬け)、豆腐チャンプルーなど、どれもしっかりした味わいと風味があり、とても美味しかったです。
仲間6人のうち、ダイビングに行ったメンバーがかなりの空腹だったというのもあるのですが、料理が美味しすぎて料理の写真を撮る暇をもらえませんでした。
接客も料理の提供もスピーディー、味も美味しく値段もそんなに高くない!コスパ太ブログでは久米島の食事処として超イチ押ししたいお店です!
沖縄県島尻郡久米島町字比嘉160-90 TEL 090-9780-0281 営業時間18:00~23:30 (L.O.22:15) 定休日:水曜日
まとめ
旅先で味わう食事も、旅行の楽しみのひとつです。
その地元ならではの食材との出会いや、お店の工夫を凝らしたメニューの数々を楽しむひと時は、まさに旅の醍醐味と言っても過言ではありません。
「食」を通して知る人の温かさや、お店の料理に対するこだわりと探求心には、時折驚かされてしまうこともあります。
そうした出会いを求めて「コスパ太ブログ」では、これからも数々の「旅」をご紹介していきます。