ワイキキに、私の週一で通っていた愛しの韓国系プレートランチ店『ME BBQ』というお店がありました。
以前パシフィックモナークのオーナーさんから直でバケレン(バケーションレンタル)していた頃、向かいにあったピンクの店構えのME BBQは、まさにご近所さん。カルビプレートは定番中の定番で、骨付きカルビもサイドメニューも本当においしかったのです。
ところが2023年、突然の閉店。ショックでした・・・。それが今回、再開の噂を聞きつけて現地へ。すると、そこには思いもよらぬ「事件」が待っていたのです。なんと、同じME BBQが2店!?いったいどういうことなの・・・。
念願の再オープン!でも「向かいの店は関係ない」の貼り紙が…
移転先は以前の店舗の向かい。かつて甚六パシフィックがあった場所です。行ってみると、以前から強面(こわもて)の印象だったお姉ちゃんが、スタイリッシュな店舗を構えて再開していました。おおー、テンション爆上がり!
ところが、店先の貼り紙を見て私は固まりました。「長らくお待たせしました!オリジナルME BBQが2023年の閉店を経て、ついに再オープンしました!」まではいい。問題はその下。
「※ご注意ください※ 当店は『唯一の』オリジナルME BBQです。向かい側のお店は当店とは関係ございませんので、お間違えのないようご注意ください。」
、、、なんだこりゃー。向かいの店って、まさか以前の店舗のこと!?


店内のディスプレイが語る、増殖の真相(推測)
店内に入ると、大画面のディスプレイにも同じ趣旨のお知らせが流れていました。「Me BBQは新しい場所で営業を再開しました:2427 Kuhio Ave」「現在、以前の店舗所在地(151 Uluniu Ave)で営業している店舗は、当店とは一切関係ございません。当店の名前を使用し、あたかも当店であるかのように装い、お客様を誤解させる行為が行われています」と、なかなか強めの文言。
英語版はもっとストレート。「The one across the street is not us. Be careful!」(向かいの店はうちじゃない。気をつけて!)と。
どうやら、以前の店舗では“まったく別の人”がME BBQと同じメニューで営業しているらしい。権利の問題か何かで元の場所を追い出されてしまったのでしょうか。それでやむを得ず向かいに再オープン、という流れなのかもしれません(あくまで私の推測です)。いずれにせよ、贔屓にしていた本家が戻ってきてくれたのは素直にうれしい・・・!



生まれ変わった新店舗、店内はおしゃれに
新店舗の内装は、溶岩石の壁とウッド調の床、電球のガーランドでなかなかおしゃれ。以前のローカル食堂感からは大変身です。
壁には「味 焼肉スタイル ME B-B-Q」の年季の入った看板と、トリップアドバイザーの表彰状がずらり。ここに“30年の歴史”を引き継いでいるんだぞ、という主張を感じました。
白と黒の椅子が並ぶイートインスペースもあって、テイクアウトだけでなくその場でも食べられます。


メニューを徹底チェック!値段は正直上がった
さて、コスパ命の私が気になるのはお値段。メニューを見てみましょう。
看板メニューのカルビ(Kal Bi Bar-b-q)はプレートで23.95ドル。バーベキュービーフが19.95ドル、バーベキューチキンが18.95ドル。ミートジャン(肉のチヂミ)は19.95ドル。コンビネーションのSunny's Specialは25.95ドルとなかなかのお値段です。
正直に言います。以前より値段は上がりました。そしてサイドメニューのチョイスや盛りも、以前に比べると少なくなった印象・・・。ここは切ないポイント。ハワイの物価高もあるので仕方ない部分ではありますが、コスパ視点では以前を知っているだけに、うーんと唸ってしまうところです。



実食!やっぱりこのカルビプレートが食べたかった
そして念願のカルビプレート。パカッと開けた瞬間、、、これこれ!この照りのあるカルビ、グリルした玉ねぎ・ズッキーニ・パプリカ、チャプチェ(春雨)、ブロッコリー、キムチ、そして白ごはん。
炭火の香ばしさとタレの甘辛さ、記憶のままの味でした。骨付きカルビの端っこをかじると、あぁ、帰ってきた・・・としみじみ。
盛りが以前よりちょっと控えめかな、とは思いつつも、この味に再会できたことがなにより。値段が上がっても、また食べに来たいと思わせてくれる一皿でした。

まとめ:値段は上がったけど、帰ってきてくれてありがとう
正直なコスパ評価をすると、値段アップとサイドの縮小で「昔のコスパ最高!」とまでは言えなくなりました。ここは辛口に書いておきます。
でも、それを差し引いても、週一で通ったあの味がワイキキに戻ってきてくれたことが本当にうれしい。カルビプレートのために足を運ぶ価値は十分にあります。
なお、向かいの旧店舗との“どっちが本物か問題”は、あくまで貼り紙とディスプレイから読み取れた本家側の主張。真相は当事者にしか分かりませんが、私が愛していた味を出しているのはこちら(新店舗・2427 Kuhio Ave)だと感じました。ワイキキでローカルなプレートランチを探している方、ぜひお間違えなく!

