セントレジス・ボラボラ・リゾートは、フランス領ポリネシアのボラボラ島に位置する高級リゾートです。日本からは直行便で約12時間でタヒチ島パペーテまで行くことができます。タヒチ島パペーテからボラボラ島まで更に飛行機で約50分の移動が必要です。
セントレジス・ボラボラ・リゾートは約178,000㎡(44エーカー)の広大な敷地を持ち、全91棟のヴィラを備えています。各ヴィラは最低でも144㎡の広さを誇り、水上ヴィラとビーチヴィラの2種類があります。特に「ロイヤルエステート」は、1,200㎡のプライベート空間を提供し、専用のプールやビーチを備えた最高級のスイートです。
リゾート内には、セントレジスの象徴であるバトラーサービスが提供され、滞在中のあらゆるニーズに対応します。また、敷地内にはクラランスのスパがあり、リラクゼーションを求めるゲストに最適です。さらに、リゾート内の人工ラグーン「ラグナリウム」では、シュノーケリングを楽しむことができ、多様な海洋生物と触れ合うことができます。
レストランは全米のトップシェフ、ジャン・ジョルジュのプロデュースによるもので、インスピレーションに満ち溢れた料理の数々は、太平洋の真ん中で食しているのを思わず忘れてしまう程のクオリティの高さとの評判。
さて、ボラボラ空港に到着後、空港自体が島の上に位置しており、必ずボートにてホテルまで行くことになります。上の写真は空港のロビーです。まるでレンタカー会社カウンター如く、各ホテルがボートのお客を乗せるべくスタッフが飛行機の時間に合わせて待機しています。カウンターのすぐ横はすでにボートへの桟橋と化し、各ホテルに向かうボートが何艘も並んで停泊しています。なかなか見ない風景に到着した人々はみんな写真を撮っていました。
ちなみにボートの料金は往復一人約18000円。空港からホテルへの送迎だけのボート料金が一人18000円!?と、この情報を目にした時はとても驚きました。なんとか自力で行けないかと、いろいろ調べましたが、ボートを利用する以外に方法はありませんでした。それにしてもボラボラは全てが高い・・・。
写真に写っていたカップルの様に、異性、同性どちらのパターンも2人で来ている人が多かったですね。
20分ほどのクルーズでセントレジスに到着。雰囲気ある建物にテンションが上がります。
まずは広い敷地をカートでドライブ
敷地がとても広いので、チェックインが終わった後、コンシェルジュの運転で敷地内をガイドしてもらえました。
敷地内は歩くと結構時間がかかるため。フリーの乗り捨て自転車があり、それを利用して移動します。
チェックイン!宿泊のお部屋は?
マリオット系のホテルは、エリートメンバーへの特典として「より望ましい部屋へのアップグレード」を提供してくれています。
特にプラチナ以上のメンバーになると、スイートルームへの可能性もあり、チェックインするときの楽しみがあります。
今回は、一番下のグレードのビーチヴィラの部屋を予約していたのですが、まさかの現状維持!そのまんまのビーチヴィラ!繁忙期でもないので水上コテージになると踏んでいたのに、セントレジスはそう甘くなかった・・・。
ビーチヴィラというだけあって、ビーチ前に建つヴィラです。浅いプールとハンモックがついていましたが、カヌーやサップをフリーで利用できる大きなビーチとは逆のほほ泳げなそうなビーチでしたので、使用することはありませんでした。
ラグーナリウム「ナポレオンフィッシュ」と泳ぐ
海と繋がっているラグーナリウムには、魚がたくさん泳いでいます。繋がっていても魚が逃げないように囲いはされているようです。このラグーナリウムは深いのでライフジャケットとシュノーケルを装着して泳ぎます。こんなにたくさんの魚を見たのは初めてですし、ナポレオンフィッシュも泳いでいるので、いろいろな初めてにちょっと感動。
ビーチで使い放題のカヤックとSUPを堪能
基本的に貸し切り状態です。ビーチにはSUPやカヤックなど自由に使えるアクティビティが置いてあります。スタッフに声をかけて、サイズの合ったライフジャケットをもらい、誰もいない海へGO!今回は妻と私の後輩と3人でセントレジスに滞在しました。
サンセットの時間帯ではとても穏やかな時間が感じられます。
全米トップシェフ『ジャン・ジョルジュ』監修レストラン
正直、ジャンジョルジュの事は知りませんでしたが、全米トップシェフと聞いたら食べずにはいられません。
夕食は水上にあるLagoonレストランにしました。屋外の席もあり、南国リゾートの雰囲気が楽しめます。店内ではフロアがガラスになっている部分から海が見え、魚を見ることもできます。
斬新!?といえば良いのか、それとも私の舌が鈍いのか。うーん、どれもこれもよく分からない味ですね。
量も極めて少ないです。
それにそもそもメニューも日本語ではないので、素材当てクイズ的な感じになってしまいます。
ひとり3万円近くしたと思いますが、全体的にちょっと私には理解できないお味でした。
朝食
朝食はエリート会員プラス1名までが無料でいただけます。今回は3人でしたので追加料金を1名分支払いました。
会場はオープンな感じです。フランス領なのでパンには力を入れている感じがします。
特にこれといった感もなく、ごくごく普通の朝食でした。なぜかお土産にセントレジスの箱に入ったアルコールのラム酒をもらいました。
まとめ
木村拓哉やブラッドピッドが来たと噂されている、セントレジスボラボラリゾートに宿泊してみました。広大な敷地と設備やスタッフ等を考えると、宿泊料が高いのは仕方ないことだと思います。しかし、エリート会員でも一切のアップグレードが無かったこと。レストランの量の少なさと値段の高さ。ヴィラもごく一般的な印象を受けました。
コスパを第一に考える私としては、かなり物足りなく、値段とのバランスが取れていない印象を受けました。とはいえ、天下のセントレジス。スタッフの教育や施設の充実度は最高でした。
ボラボラ後編は宿をコンラッドに移します!
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